SSブログ

長年の相棒、復活後の様子 [ZZR400]

去年の秋に復活した、長年の相棒ZZR400のその後の様子です。

復活後、懸念していたフロントフォークからオイルが滲み始めたために、オイルシール交換をしていただきました。

0001.jpg

持ち込んだその日に対応です。


交換の予定を決めて、持ち込んだ日に見ている前で手際よく交換していただきました。
オイルシールを交換するので、フォークオイルも交換するため、結局オーバーホールと同じになります。
以前、私が自分で交換した時に、フォークの突き出し量も変更していたために、今回は、適正な位置に戻していただきました。
フォークオイルが変わったことと、キャスター角が適正になったために、とても乗りやすくなりました。
何で、あんな突き出し量にしていたんだろう。自分でも謎です。
自分で作業をしたのは、かれこれ17,8年前のこと、記憶は既にあいまいになっています。

季節は、秋から冬に変わり阿蘇の山も雪化粧。この日は晴天続きで、グリーンロードも走れるかなと思い、行ってみると・・・。

0002.jpg

進むにつれて路面にも雪が・・・

0003.jpg

木々は樹氷に覆われて・・・


更に進むと、路面はシャーベット状態になり、無理せずに引き返すことにしました。
引き返す途中で、道路に謎の物体があり、良く見るとアナグマでした。
カメラで写しておけばよかったのですが、ビックリして(私が)そのまま通り過ぎてしまいました。

日を改めて、仲間と玉名にラーメンを食べにツーリング。
その帰り道で記念撮影をしました。

0004.jpg

南海部品前でパチリ。


12月に入って天気の良い日に、仲間と柳川までウナギのせいろ蒸しを食べに行きました。この時は、冬とは思えない陽気で、ネックウォーマーもいらないほどでした。
ウナギもうまかったし、喫茶店の珈琲もうまかった。
これも帰りの記念撮影です。

0005.jpg

仲間と、まったりツーリングも良いですね。


冬になると、なかなかツーリングの相手もいません。
もともと、私はソロで走る方が多かった、と言うより、ZZR400を休眠状態にする前までは、ずっと一人で走っていました。
今でも、良く一人で走ります。
と言うわけで、今度は一人で南阿蘇からグリーンロードは避けて、いつものコースで大観峰へ行ってきました。

0006.jpg0007.jpg

雪の大観峰も素敵です。


あちこちに雪が残っていました。路面にも所々雪が残っていて、結構神経を使いましたが、清々しく気持ちが良かったです。
気温は気にしていませんでしたが、昔の装備からすれば、寒さも半減と言ったところでしょう。

今現在で、復活してからの走行距離は3,400前後でしょうか。タイヤはGPR200を使っていますが、フロントはそろそろスリップサインが出てきました。
復活してタイヤを変えたのは10年ぶりくらいですが、今のツーリングタイヤって、すごいですね。冬でもしっかりグリップしてくれます。
しかし、いくらタイヤの性能が良くても、しっかり安全運転しなくちゃバイクは危険ですね。
nice!(1)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

ZZR400 N1 1993 [ZZR400]

これは、去年の9月から10月の出来事です。

今回は長年の相棒、ZZR400です。と言いながら、去年まで丸7年間くらい、休眠させていました。
新車で購入して走行距離約28,000Km、エンジンは絶好調だったのですが、キャブレターの調子が悪くなり、私も忙しさと体を崩してから乗らなくなっていました。

屋根つきの駐車場にカバーをかけての6年間放置は、バイクをいためますね。
復活には、多少の手間が掛かりました。
ガソリンは抜いていましたが、ガソリンタンクに錆が発生し、キャブレターが詰まって、ガソリンホースやウォーターポンプホースの劣化、フロントフォークのインナーチューブも錆びていました。
車体も長年の垢と、カバーが風で煽られたときにできた擦り傷で、無残な姿に・・・。

勿論、タイヤやバッテリー、オイル、クーラント、ブレーキオイル、フロントブレーキパッド、ヘッドライトバルブ等の消耗品も交換しました。
ついでに、ブレーキレバー、クラッチレバーをアントライオンに換えて、シガーソケット、デジタルメータを付けていただきました。

0001.jpg0002.jpg0003.jpg

不具合箇所を治すために、とても沢山の部品を取り寄せていただきました。


不具合箇所を治すために、沢山の部品が必要となり、復活の作業よりも部品待ちの時間が長かったです。
届いた部品ごとに作業を進めていただきましたが、キャブレターの復活には、手間が掛かりました。
ちなみに、キャブレターはFCRに換装しています。
以前は、エアフィルターなしのファンネル仕様で走っていましたが、今回は、ラムエアフィルターを付けていただきました。

キャブレターは休眠前に車体から外して、室内保管していたのですが、それまでにガソリンがキャブレター内で腐り、ジェット類を詰まらせてしまっています。
加速ポンプのダイヤフラムも傷んでいて、かつガソリンを吹き出すノズルも詰まっていて、分解洗浄を5、6回と繰り返すというはめになってしまいました。
特に加速ポンプの復活には、とても手間が掛かり、ショップオーナーさんには申し訳ない限りです。最悪、加速ポンプなしで、手動でガソリンをエンジンへ注入しようかと考えたほどです。
取り敢えず、加速ポンプが効かない状態で、エンジンの始動テストだけは行いました。

0004.jpg

始動テスト直前の様子です。

キャブレターを取り付けて、ガソリンタンクは下ろしたまま、調整用のガソリンタンクからホースをキャブレターへつないで、セルを回します。
キャブレターへガソリンが回ったら、ガソリンを直接キャブレターへ注入して、もう一度、セルを回します。
ゴボゴボと不機嫌な音がしましたが、アクセルをひねると、とたんに元気の良い、懐かしいエンジン音が響くかと思いきや、すぐにエンスト。
何度やっても、うまくエンジンが復活しません。
どうしたことかと、オーナーさんが調べてみると、燃料ポンプからキャブレターへガソリンが送られていないようです。
テスターで電流を計ってみると、ちゃんとモーターへは電気が来ているみたいです。うーん、モーターが弱っているのか、故障しているのか・・・。
本当に、放置期間が長いと、復活に手間が掛かりますね。
随分、試行錯誤した挙句にどうにか、ガソリンがキャブレターへ流れてくれました。
早速、セルを回します。
今までの苦労が嘘みたいに、元気なエンジン音が響きました。

「やったー!!」

思わず声が出ちゃいました。

0005.jpg

タンクを乗せれば、復活?


部品がそろい、タンクを乗せて車検を通して復活です。
懸念箇所として、燃料ポンプ、レギュレータ、フロントフォーク(インナーチューブの錆によるオイル漏れ)等、不安箇所はありますが、取り敢えず、乗ってみて不具合箇所をつぶして行きましょう。
あ、そうそう、リアキャリパーも動きが渋く、ちょっとブレーキを引きずっています。リアショックもできれば、交換したいところです。

まぁ、不安箇所はありますが、試乗兼ツーリングです。定番の阿蘇の大観峰へ行きましょう。
往復約120Kmくらいでしょうか、熊本県民のバイク乗りなのに、阿蘇を走ったことが無いと言う、元気のいいバイク仲間と行ってきました。

うーん。エンジン快調。特に不安な箇所はありません。タイヤも一皮むけば、驚くほどグリップします。
ちなみに、タイヤはダンロップのGPR200です。もう、10年ほどタイヤ交換をしていなかったので、新品タイヤの乗りやすさに感激しました。
インプレするほどの腕もないし、走り込んでいませんので詳しく書けませんが、普通に乗る分には、安心して乗れます。

0006.jpg

大観峰での復活記念撮影。奥のSR400が仲間のバイクです。


オイルはモチュールの5100を入れています。これも、私のバイクには相性バッチリのようで、ギアの入りもカワサキ車と思えないほどスムーズで、返ってシフトアップのタイミングが取りづらいほどした。シフトアームに軽く足を当ててシフトアップの準備をしようと、ちょっとだけ力を掛けただけで、スコッと入ってしまいます。
うーん、らしくないけど素晴らしい。

ブレーキパッドも、とてもいい感触で効きも良いです。
なによりアントライオンのレバーの操作性が、とても良い。こんなに使いやすいのであれば、高い金額でも大満足です。

とまぁ、順調な滑り出しで復活したのですが、車齢20年のバイクです。その後、多少のトラブルが発生しました。
それは、またの機会に書くことにしましょう。

では、随分端折っていますが、今回はこの辺で。
nice!(0)  コメント(280)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。