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桜の時期の試運転(後編) [KV75]

ツーリングも帰り道、これまでトラブルらしいトラブルもなし。と思いきや。
交差点で信号待ち、交通量は少ない。青に変わって発進、回転をのせて2速へ。
 グモモ~~~。キキーッ。
やっちゃいました。ギア噛み発生!!
後ろから、車が来てなくてよかった。
後輪を持ち上げて、歩道へ移動します。さぁ、ギアを外さなきゃ。
ほっと、一安心。Fさんも私の異変に気が付いて、戻ってきました。
「どうしました」
「ギア噛みです」
後輪を持ち上げて、車体を後ろに動かしながら後輪を地面にガツン。
外れません。後ろに動かしても力が入らない。思い切り、前に押しながら後輪をガツン。2回、3回繰り返すと、カツンと音がして、ギアが外れました。

ふぅ。オーバーホールだけじゃ駄目だなぁ。やっぱり根本的な対策が必要かぁ。
気を取り直して再出発です。Fさんも気を使って、後ろの様子を窺っていただいています。
予定通り、空港方面へ向かいバイカーズへ向かいます。
バイカーズで一休みしていると、昔バイトしていた時の先輩に再開しました。うーん。何年振りだろう。10年以上は会っていないかなぁ。
「バイクは何に乗ってる」
「あれです」
「あれって・・・」
「モンキーじゃないですよ」
「ああ、K・・・、K・・・」
「KV75ですよ。知ってるんですか」
「乗ったことはなかよ。俺もKMに乗っとったけんね」
うーん。KV75を知っている人が居ました。珍しいです。

ショップへ帰る前に、Fさんおススメの桜を見に行きましょう。

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桜が満開です。


どうです。綺麗な桜が満開です。
桜を見に来ている人もいっぱいいます。一眼レフのカメラを持って、熱心に撮影されている方も、数人いらっしゃいました。

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桜のトンネルです。

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一杯に広がる桜も良いですね。


桜に包まれる、KV75とモンゴリ号、絵になります。

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KV75のみでパチリ。


ちょっと季節外れになりましたが、気持ち良かったです。

そうこうするうちに、無事、ショップに到着しました。
戻ってみると、リアタイヤにオイルが飛び散っています。やっぱり2stですね~。

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分かりにくいかもしれませんが・・・。


実は、ツーリングに出る前に、どれくらい走れるか、近所をぐるっとしてきたのですが、その際に左のステップのゴムを落してしまいました。
乗りなれていないKV75ですので、あれ、シフトペダルが高いなと思って、足元を見ると・・・。

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スチールのステップに・・・。


トホホです。
まだまだ、先は見えません(TÅT)
ともあれ、無事帰宅できました。
次回は、今回のツーリングまでのオーバーホールの続きです。

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桜の時期の試運転(前編) [KV75]

これまでのブログ上では、まだ試運転に行きついていないのですが、実は試運転も既に終了しています。
と言うわけで、今回は桜咲くころの試運転をアップします。

今回の試運転は、バイク仲間のFさんのお誘いです。
主な目的としては
 ① KV75の調子の確認
 ② KV75の燃費の確認
 ③ KV75復活記念ミニバイクツーリングの下見
 ④ KV75オーバーホール後の慣らし運転
です。

ルートは南阿蘇方面
 ① 待ち合わせ場所は竜田口駅そばのコンビニ
 ② 小積橋を渡り、東海大前を通り東バイパスへ
 ③ 市民病院横から御船IC方面へ
 ④ 御船警察署前を通り、吉牟田水源へ
 ⑤ グリーンロードを下り空港方面へ
 ⑥ 東バイパスへ戻り、バイカーズへ
 ⑦ 桜を見て、いつものショップで解散
です。

はやる気持ちを抑えて、ワクワクしながら待ち合わせ場所へ向かいました。
待ち合わせ場所のコンビニは、ガソリンスタンドの隣にあるので、まずは満タンに給油します。その際に、オドメータも覚えておきました。

コンビニで缶コーヒーを買って、一服しながら出発前の軽い打ち合わせを行います。出発は午前8時です。
さぁ、ドキドキの出発ですが、何事もなく調子よく走り出しました。
東バイパスに出ると、車の量も増えてきます。
Fさんのバイクは、自分で仕上げたモンキーにゴリラタンクを乗せた、50㏄の通勤快速モンゴリ号です。
市民病院の横から、動物園前を通って御船IC方面へ向かいます。
先導車はFさんのモンゴリ号が務めます。私のKV75も絶好調、2速で程々に引っ張り、回転を上げて3速へシフトアップします。2速から3速へはショックもなく、スムーズに変速できます。

御船警察署から徐々に上り坂が増えてきました。Fさんのモンゴリは50㏄で、かなり苦しそう。吉牟田へ向かう坂道は、徐々に急になって行きます。
Fさんが体をゆすって、モンゴリに鞭を入れる。すかさず私のKV75がテールを突くように迫ります。焦るFさん。
調子こいて、突いていたらKV75の回転も落ちてきました。KV75は3速の2stエンジン、回転が落ちてしまうとスピードも伸びません。2速へ落すと回転が上がりすぎてしまいます。
モンゴリとKV75、お互い体をゆすって鞭を入れあう。回転が戻ってきたKV75が徐々に距離を詰める。そうこうするうちに、最初の休憩所が近づいてきました。

この休憩ポイントは、自販機もトイレもありませんが、奥の方に水源からの小川が流れており、なかなか気持ちの良い場所です。
待ち合わせ場所で写し忘れたので、ここで写真を写しました。
なかなか、良い写真が撮れましたよ(^^)

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モンゴリとKV75、良いショットですね。


一番のお気に入りは、この写真。どうです、良い写真でしょう。って自己満足ですね(^_^;

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うーん、PCの壁紙にしようかな。


吉牟田水源からの清らかな水が、小川となって流れています。

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とても綺麗な小川です。


せせらぎを聞きながら、木々を眺め至福の一服です。
マイナスイオンを補充して、さぁ気持ちよく出発しました。
が、次の休憩場所は、すぐそこの吉牟田水源。1分もかからずに到着です。
この休憩の目的は、トイレ休憩でした(^o^)

おっと、ここで快調なツーリングに暗い影が・・・。

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ご覧のとおり、オイルポンプからのオイル漏れ・・・


・・・仕様です。オイル漏れはオイルゲージの代わりです。カワサキですから・・・。
し、しかし、一応、チェックしておきましょう。念のため念のため。
私も工具は、車載工具以外にも一揃え持ってきたのですが、より充実しているFさんの工具をお借りしました。
原因は、どうやらオイルポンプのエア抜き用ボルトのガスケットが劣化しているようです。帰ったら早速対策しなければ。
オイルポンプカバーを開けた際に、こぼれたオイルを綺麗にふき取り、気を取り直して出発しましょう。

グリーンロードをアスペクタ方面へは向かわずに、下って行きます。
上りはモンゴリ号を突いていたKV75でしたが、下りではぐんぐん離されていきます。うーん、フルスロットルでも追いつかない(T_T)/~~~
やっぱりギア比が悪い。これも改善しなければ。
そう言えば、今回はオーバーホール後の慣らしも兼ねていたはず。大丈夫か?
エンジンは全然大丈夫でした(^_^)v

第三の休憩所は、空港方面へ向かう途中のコンビニです。
今どきのコンビニでは、レギュラーコーヒーが飲めるのですねぇ。

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うーん、ここでも至福の時間が過ぎて行きます。


コーヒーを飲み、バイク談義に花を咲かせての一服です。オイル漏れはあったものの、KV75も快調そのもの。楽しくて仕方がありません。ここまでは・・・。

ちょっと、長くなってきたので、続きは後編へ。
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エンジンのみ始動(試動) [KV75]

いよいよエンジンの始動(試動)です。
その前に、最後の準備を行います。

まずは、エンジンオイルですが豪勢(合成・・・^^;)にモチュール300Vを使用しましょう。

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エンジンを労わりたいので良いオイルを使います。

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オイルを入れます。


次にガソリンの準備です。オイルポンプにオイルが回っていないことと、エンジンをオーバーホールする前に、オイルがオイルタンクから流れていなかったので、混合ガソリンで始動します。

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ガソリンをジョッキに用意します。

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混合用のオイルを計量します。


計量したオイルのボトルにガソリンを混ぜて、流動性を良くしておきます。
今回は、エンジン始動のみですので、ガソリンタンクはなしで行きましょう。
ガソリンタンクは、増設予定に買っておいたサブタンクを使用することにします。

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これが、サブタンクを仮につけた状態です。


サブタンクにオイルとガソリンを入れます。

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ガソリンを混ぜたオイルを入れます。

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ガソリンを入れます。


これで始動準備が完了しました。

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準備完了!!


いよいよ始動です。
出し惜しみせずに、始動の動画まで行っちゃいましょう。
さぁ、エンジン始動!!


どうです。元気に回っているでしょう。


さて、次は試運転までの道のりをアップしていきますね。
と言いつつ、既にツーリング済みですので、その様子を織り交ぜて更新していきますので、今後もよろしくです(^_^)v
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オイルラインの完成です。 [KV75]

オイルタンクが付いたので、オイルポンプへのラインを確保します。
オイルが見やすいように透明のホースを使用します。

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オイルポンプからキャブレタまでのラインは、オリジナルを使用します。

オイルポンプからキャブレタまでのホースは、カチカチに固くなっていますが、オリジナルのホースを、そのまま使用します。

それでは、オイルをタンクへ入れましょう。
今回使用するオイルは、贅沢に モチュール 710 2T です。

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エンジンを大事にしたいので、良いオイルを使ってみました。


オイルを入れたら、オイルポンプのエア抜きボルトを緩めて、オイルラインからエアを抜きます。

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エア抜きボルトはココです。

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エア抜きボルトを緩めると、オイルがホースをジワジワと降りてきます。

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ここまで、オイルが降りてきました。

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うーん、ここから先が降りてきません。なかなかエアが抜けてくれない。

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仕方が無いので、一旦、ホースを外して完全にエアを抜きます。

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これで、エアが完全に抜けました。


混合用のオイルは入りました。
上の画像でお気づきの方も、いらっしゃるかもしれませんが、オイルポンプにワイヤが張ってあります。これは、アクセルワイヤのオイルポンプ用のワイヤが、切れかかっているために、エンジン試動のための応急処置です。

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切れかかっているワイヤです。

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代わりにこのワイヤで、オイルポンプを全開にしておきます。

エンジン試動まで、後少しです。
動画は既にとってありますので、そろそろ編集しておかなくては・・・。
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オイルタンクの組み付けです [KV75]

オイルタンクを組み付けましょう。
おっと、オイルタンクを取り付けるゴムがボロボロです。

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うーん、これでは使えない。


さぁ、どうしたものか。
またヤフオクを探そうか。と思案しているところ、ショップのオーナが「ちょっと探してみたら、こんなのがありましたよ」と、下の画像の部品を取り出されました。

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これは何だろう?


丸いけど何だろう?
「これを合わせてみたら、ぴったりでした。」
「えーっと、これはなんですか?」
「SRのライトについている、配線のガイドです」

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SRのパーツリストに載ってました。


しかし、良く思いつく。このひらめきがあるから、私以外のお客さんの無理難題もこなせるんだろうなぁ。
私は、あまり無理難題は言っていないです。言っていないつもりです^^;

では、早速つけていただきましょう。

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丸いゴムをこんな感じではめ込んで・・・

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タンクをこうして・・・

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こうはめて・・・

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はい、取り付け完了です。


えー、実際の作業手順と更新の順番は一致していません。
ある程度の作業単位でまとめて書いています。
次回は、オイルラインの続きを書く予定ですが、その間に、別の話題が入るかもです。
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エンジンの組み上げは、ほぼ終了です [KV75]

エンジンは車体に取り付けられました。ガスケットもできましたので、ケースを取り付けます。
その前に、キックペダルのギヤを取り付けて、グリスを塗ります。
ここのグリスは、モリブデングリスを使用しています。

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ギヤには忘れずにグリスを塗ります。


エンジン側にもギヤを取り付けて、遠心クラッチも組み付けます。
エンジンを開けたときに、キックペダルからのギヤを止めているネジが、指でクルクル回るくらい、緩んでいました。振動で緩んだのでしょうね。

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フットブレーキ用の突起もあるので、そのうちフットブレーキ化も考えます。


さあ、様になってきました。
まだまだ、作業はいっぱいありますが、エンジンが乗ると気分が良いですね。

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うーん。早くエンジン音が聞きたい。


↓の記事は誤りです。
オイルタンクからのオイルラインは、こんな感じです。 以前は、オイルポンプからのラインが詰まっていて、焼き付き寸前になっていましたので、今回はこのラインを透明のチューブに変えて、オイルが流れているか、わかりやすくする予定です。
↓が正解です。
写真のホースは、ミッションケースからのブリーザホースです。

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2stの生命線ですね。下の画像はオイルポンプです。ここに関しては、後日、詳しく記載する予定です。ミッションケースからのブリーザホースでした。


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2stの生命線のオイルポンプです。ここに関しては、後日、詳しく記載する予定です。


反対側は、こんな具合です。変速の具合を見るために、シフトペダルを付けてみました。

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カバーは、まだついていません。


ついでにギボシの接点を、やすりで磨いてオイルを差しておきます。
少しでも、快適に長く乗るための手間ですね。

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全てのギボシをメンテします。


今回分は、これで終了。
エンジンもほぼ組み上がりました。
さぁ、次回はオイルラインを特集します。それが終われば、試運転です。
実は、もう試運転動画も撮影済みです。その結果は・・・。
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KV75エンジン組み上げ キャブレタ洗浄 [KV75]

キャブレタからガソリンが滲んでいます。
このてのキャブのガスケットは、紙ですから滲むのは仕方がありませんが、少しでも滲みにくくするために、ガスケットを交換します。
ガスカットを交換する前に、中を確認してみると、結構汚れていました。
ヤフオクの出品者さんも、エンジンは掛かりますが、エンジンを整備して、キャブもメンテして乗ってくださいと、コメントされておられました。

「汚れてますね。洗浄しましょう」
ショップオーナさん、言うが早いか洗浄剤と、洗浄工具をテキパキと並べます。どんな仕事も段取りが大切ですね。

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画像、左上の方の楕円形のゴムは、オイルタンクを固定するゴムです。 キャブレタには、関係ないですが、一緒に映っています。エアクリーナもついでに写っています。


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結構、汚れていますね。


クリーナにつけこみ、汚れを落して行きます。
その過程は・・・、他のお客さんと雑談していたので写していません(-_-;)

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どうです。綺麗になったでしょう。


フロートにも汚れが、こびりついていたので、綺麗に洗浄していただきました。
フロートは、油面を調整しますので、変形させないように注意して丁寧に洗浄します。

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うーん。ちっこくて可愛らしいフロートです。


とても綺麗になりました。
でも、サンデーメカニックの方には、これくらいの作業は自分でやれよ。って言われそうですね。

作業の途中、床に落ちたクリーナや油汚れを、その都度、拭き取っていらっしゃいました。床が汚れていると、人もバイクも滑って危険です。当然のことですが、見ていて気持ちが良いものです。
使わなくなった工具も、すぐさま所定の位置へ格納されます。ですから、作業中も、作業後も工具が散乱していることは、絶対にありません。
見習いたいところですが、私の作業場所は・・・(´?’;

後は、ガスケットを新調すれば、問題はなくなるはず。と思いきや、もう一点、問題がありました。実は、この作業の前に発覚していたのですが、それは、また後日に紹介しましょう。
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KV75エンジン組み上げ オルタネータの組み付け [KV75]

今日はオルタネータの組み付けを紹介します。
組み付けは簡単そうで、実は要領が必要みたいです。

組み付け前に、オルタネータのカーボンブラシと接触する面に、グリスを塗っておきます。これを怠ると、カーボンブラシの摩耗が激しいそうです。粉も発生して良くないらしいです。(で良かったですよね^^;)

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こんな感じで、薄く塗ります。


組み付けた後は、適切な点火時期のために、ポイントギャップの調整です。
この作業も旧車ならでは、ですね。

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ドライバでちょいちょいと調整されています。


今回は短めに、この辺で失礼します。
次回は、キャブレタへ行きましょう。
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KV75エンジン組み上げ シリンダ組み付け [KV75]

今回は、シリンダとシリンダヘッドの組み付けと、エンジンを車体へ取り付けるまでを紹介します。

エンジンが付く前の車体は、骸骨状態です。

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ガリガリですね。


まずは、作業をやりやすくするために、エンジンを車体へ仮に取り付けます。

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2箇所のボルトで仮止めです。


ピストンをコンロッドに取り付けます。ピストンにも向きがありますので、ピストン上部の矢印が前(排気側)になるように取り付けます。
画像はピストンピンを固定しているところですね。

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ピストンピンをリングで固定しています。


ピストンを取り付けたら、シリンダを組み付けます。うまくピストンリングを縮めて、そっとシリンダに入れて行きます。もちろん、ガスケットを忘れてはいけません。

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少しずつ、形が見えてきました。


シリンダの次は、シリンダヘッドを組付けます。
2stは、構造が簡単なので、作業はサクサクと進みます。

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裏表を間違えないように、シリンダにガスケットを取り付けます。


シリンダヘッドを組み付けます。

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シリンダヘッドのナットは対角線上に、数回に分けて絞め込んで行きます。


さあ、シリンダが付いたので、エンジンを車体へ取り付けます。

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これで、3箇所にてエンジンを車体へ固定できます。


本締めをする前に、エンジンの位置、傾きの角度を調整します。
傾きの角度は、チェーンを握りしめて微調整した方が、やり易いそうです。言われなければ、思いつかないですね。

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微調整をして、本締めします。


エンジンが付きました。
と、ところが、私のうっかりでショップオーナさんに迷惑をおかけすることに・・・。
それは、またの機会に紹介しましょう。
今日は、ここまで。
次回は・・・考えさせてください。
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KV75エンジン組み上げ ガスケット作成 [KV75]

エンジンが組み上がるまで後少し、と書くと、実際の作業に時間が掛かっているように読めますが、実際の作業は、丁寧かつ迅速に進んでいます。
今回の、ガスケット作成は、注文していたガスケットシートが届くのを、待ってから行われました。
ガスケットを待つ間に、別の作業は進みます。
このカスタムショップは、寒い時期でも大忙し、オーナさんは、ただでさえも寝る間もなく働いていらっしゃいますが、暖かくなれば、更に忙しさが増します。

ガスケットシートが届くまでに、厚紙に型取りをしていただきました。
型取りひとつ見ても、作業の丁寧さが分かります。
ちなみに、下の画像で2枚の型紙があるのは、厚紙の方を原本として、保管用として一部コピーを取って頂いたためです。
これは私が頂いて、大事に保管しておきます。

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画像上が厚紙の原本、画像下がコピーした型紙です。どちらも保管用です。


原本の型紙をコピーして、ガスケットシートを切り抜きます。
合わせ面から、はみ出さないように、切りすぎないように、丁寧に切り抜いていただきました。
本当に、ショップオーナさん任せで、申し訳のない限りです。

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これが、今回購入したガスケットシートです。


まず、外側を切り抜いて、ねじの位置をポンチで打ち抜きます。
内側を切り抜いた後では、ガスケットがフニャフニャして、作業がやりにくく、綺麗な穴も開きにくいそうです。この辺も要領よくですね。
ポンチは革細工用のものです。

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ポンチでガツン、楽に穴が開きます。


しかし、ただ穴を開けただけでは駄目です。ちゃんとネジ穴に合うように、丸ヤスリで、穴を整形します。
ヤスリで擦っては確認、擦っては確認、きっちり整形されました。

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丸ヤスリでスリスリです。


ヤスリで擦った後のバリまで、カッターナイフで綺麗にそぎ落とします。これをやっておかないと、ケースを合わせたときに、ガスケットに異物が挟んだ状態と同じになって、隙間が空くそうです。
さぁ、カバーに合わせてみましょう。

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綺麗に合いました。


バイク仲間が集う、居心地の良いカスタムショップで、珈琲を飲み、バイク談義を交わし、説明を聞きながら、自分のバイクが組み上がる作業を見られる。
こんなショップは滅多にないですね。私は幸せ者です。

次回は、シリンダの取り付けかな。
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