SSブログ

KV75エンジン組み上げ ベアリングの交換 [KV75]

動きが渋くなっているベアリングを交換します。
オイルシールも傷んでいるものは、交換です。本当は、全部交換した方が良いのかもしれませんが、何しろ部品が手に入りにくい、古いバイクですので、使えるものは再利用します。

ベアリング交換に使用する、カワサキ純正特殊工具です。

0002.jpg0001.jpg

高いんですよね~。


サイズを合わせて、このように使用してコンコンと打ち出します。

0003.jpg

コンコンコン、ポロリってな具合です。


クランクシャフトのシールは、保守性を考慮してか、このようになっています。
ポイントの調整とかで、カバーを開ける必要がありますもんね。違っていたら、すみません。

0008.jpg0004.jpg

クランクシャフトのオイルシールも、カバーを外して交換します。


ベアリングには、最初に表面改質剤のスーパーゾイルを塗布します。
これで、表面が滑らかに改質されるそうです。惜しげもなく塗布していただきました。

0005.jpg

組付けペーストを塗る前に、表面改質剤を塗布します。順番を逆にするとペーストが邪魔をして、意味がないそうです。


ベアリングにも、惜しげもなく高価な組付けペーストを塗っていただきました。
ちなみに、匂いがきつく、手を洗ってもなかなか落ちないですね。

0006.jpg

組み付け後は、こんな感じです。


0007.jpg

ベアリング部を拡大してみました。ペーストが、ほど良く塗られているのが分かります。


殆どの作業を、私がいるときに見ている前で、解説付きで行っていただいていますが、この時点では、メモを取っておらず、貴重なノウハウも誤って覚えていたり、覚えていなかったりしているかもしれません。
記載の内容に誤りがあれば、全て私の記憶違いですので、ご指摘ください。

でも、バイクの持ち主の前で、全工程を解説付きで見せてくれるショップなんて、滅多にないのではないでしょうか。
ZZR400のフロントフォークのオーバーホールも、持ち込んだその日に、見ている前で終わらせていただきました。
今まで、私のバイクのほとんどの保守、修理の工程を、拝見させていただいています。私に限らず、作業の時間さえ合えば、目の前で解説付きで作業していただけますので、とても安心できます。

さぁ、次回は・・・。どうしよう。
ミッション回りと行きましょうか。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。