オイルラインの完成です。 [KV75]
オイルタンクが付いたので、オイルポンプへのラインを確保します。
オイルが見やすいように透明のホースを使用します。
オイルポンプからキャブレタまでのラインは、オリジナルを使用します。
オイルポンプからキャブレタまでのホースは、カチカチに固くなっていますが、オリジナルのホースを、そのまま使用します。
それでは、オイルをタンクへ入れましょう。
今回使用するオイルは、贅沢に モチュール 710 2T です。
オイルを入れたら、オイルポンプのエア抜きボルトを緩めて、オイルラインからエアを抜きます。
混合用のオイルは入りました。
上の画像でお気づきの方も、いらっしゃるかもしれませんが、オイルポンプにワイヤが張ってあります。これは、アクセルワイヤのオイルポンプ用のワイヤが、切れかかっているために、エンジン試動のための応急処置です。
代わりにこのワイヤで、オイルポンプを全開にしておきます。
エンジン試動まで、後少しです。
動画は既にとってありますので、そろそろ編集しておかなくては・・・。
オイルが見やすいように透明のホースを使用します。
オイルポンプからキャブレタまでのラインは、オリジナルを使用します。
オイルポンプからキャブレタまでのホースは、カチカチに固くなっていますが、オリジナルのホースを、そのまま使用します。
それでは、オイルをタンクへ入れましょう。
今回使用するオイルは、贅沢に モチュール 710 2T です。
エンジンを大事にしたいので、良いオイルを使ってみました。
オイルを入れたら、オイルポンプのエア抜きボルトを緩めて、オイルラインからエアを抜きます。
エア抜きボルトはココです。
エア抜きボルトを緩めると、オイルがホースをジワジワと降りてきます。
ここまで、オイルが降りてきました。
うーん、ここから先が降りてきません。なかなかエアが抜けてくれない。
仕方が無いので、一旦、ホースを外して完全にエアを抜きます。
これで、エアが完全に抜けました。
混合用のオイルは入りました。
上の画像でお気づきの方も、いらっしゃるかもしれませんが、オイルポンプにワイヤが張ってあります。これは、アクセルワイヤのオイルポンプ用のワイヤが、切れかかっているために、エンジン試動のための応急処置です。
切れかかっているワイヤです。
代わりにこのワイヤで、オイルポンプを全開にしておきます。
エンジン試動まで、後少しです。
動画は既にとってありますので、そろそろ編集しておかなくては・・・。
オイルタンクの組み付けです [KV75]
オイルタンクを組み付けましょう。
おっと、オイルタンクを取り付けるゴムがボロボロです。
さぁ、どうしたものか。
またヤフオクを探そうか。と思案しているところ、ショップのオーナが「ちょっと探してみたら、こんなのがありましたよ」と、下の画像の部品を取り出されました。
丸いけど何だろう?
「これを合わせてみたら、ぴったりでした。」
「えーっと、これはなんですか?」
「SRのライトについている、配線のガイドです」
しかし、良く思いつく。このひらめきがあるから、私以外のお客さんの無理難題もこなせるんだろうなぁ。
私は、あまり無理難題は言っていないです。言っていないつもりです^^;
では、早速つけていただきましょう。
えー、実際の作業手順と更新の順番は一致していません。
ある程度の作業単位でまとめて書いています。
次回は、オイルラインの続きを書く予定ですが、その間に、別の話題が入るかもです。
おっと、オイルタンクを取り付けるゴムがボロボロです。
うーん、これでは使えない。
さぁ、どうしたものか。
またヤフオクを探そうか。と思案しているところ、ショップのオーナが「ちょっと探してみたら、こんなのがありましたよ」と、下の画像の部品を取り出されました。
これは何だろう?
丸いけど何だろう?
「これを合わせてみたら、ぴったりでした。」
「えーっと、これはなんですか?」
「SRのライトについている、配線のガイドです」
SRのパーツリストに載ってました。
しかし、良く思いつく。このひらめきがあるから、私以外のお客さんの無理難題もこなせるんだろうなぁ。
私は、あまり無理難題は言っていないです。言っていないつもりです^^;
では、早速つけていただきましょう。
丸いゴムをこんな感じではめ込んで・・・
タンクをこうして・・・
こうはめて・・・
はい、取り付け完了です。
えー、実際の作業手順と更新の順番は一致していません。
ある程度の作業単位でまとめて書いています。
次回は、オイルラインの続きを書く予定ですが、その間に、別の話題が入るかもです。
エンジンの組み上げは、ほぼ終了です [KV75]
エンジンは車体に取り付けられました。ガスケットもできましたので、ケースを取り付けます。
その前に、キックペダルのギヤを取り付けて、グリスを塗ります。
ここのグリスは、モリブデングリスを使用しています。
エンジン側にもギヤを取り付けて、遠心クラッチも組み付けます。
エンジンを開けたときに、キックペダルからのギヤを止めているネジが、指でクルクル回るくらい、緩んでいました。振動で緩んだのでしょうね。
さあ、様になってきました。
まだまだ、作業はいっぱいありますが、エンジンが乗ると気分が良いですね。
↓の記事は誤りです。
オイルタンクからのオイルラインは、こんな感じです。
以前は、オイルポンプからのラインが詰まっていて、焼き付き寸前になっていましたので、今回はこのラインを透明のチューブに変えて、オイルが流れているか、わかりやすくする予定です。
↓が正解です。
写真のホースは、ミッションケースからのブリーザホースです。
2stの生命線ですね。下の画像はオイルポンプです。ここに関しては、後日、詳しく記載する予定です。ミッションケースからのブリーザホースでした。
反対側は、こんな具合です。変速の具合を見るために、シフトペダルを付けてみました。
ついでにギボシの接点を、やすりで磨いてオイルを差しておきます。
少しでも、快適に長く乗るための手間ですね。
今回分は、これで終了。
エンジンもほぼ組み上がりました。
さぁ、次回はオイルラインを特集します。それが終われば、試運転です。
実は、もう試運転動画も撮影済みです。その結果は・・・。
その前に、キックペダルのギヤを取り付けて、グリスを塗ります。
ここのグリスは、モリブデングリスを使用しています。
ギヤには忘れずにグリスを塗ります。
エンジン側にもギヤを取り付けて、遠心クラッチも組み付けます。
エンジンを開けたときに、キックペダルからのギヤを止めているネジが、指でクルクル回るくらい、緩んでいました。振動で緩んだのでしょうね。
フットブレーキ用の突起もあるので、そのうちフットブレーキ化も考えます。
さあ、様になってきました。
まだまだ、作業はいっぱいありますが、エンジンが乗ると気分が良いですね。
うーん。早くエンジン音が聞きたい。
↓の記事は誤りです。
↓が正解です。
写真のホースは、ミッションケースからのブリーザホースです。
2stの生命線のオイルポンプです。ここに関しては、後日、詳しく記載する予定です。
反対側は、こんな具合です。変速の具合を見るために、シフトペダルを付けてみました。
カバーは、まだついていません。
ついでにギボシの接点を、やすりで磨いてオイルを差しておきます。
少しでも、快適に長く乗るための手間ですね。
全てのギボシをメンテします。
今回分は、これで終了。
エンジンもほぼ組み上がりました。
さぁ、次回はオイルラインを特集します。それが終われば、試運転です。
実は、もう試運転動画も撮影済みです。その結果は・・・。
KV75エンジン組み上げ キャブレタ洗浄 [KV75]
キャブレタからガソリンが滲んでいます。
このてのキャブのガスケットは、紙ですから滲むのは仕方がありませんが、少しでも滲みにくくするために、ガスケットを交換します。
ガスカットを交換する前に、中を確認してみると、結構汚れていました。
ヤフオクの出品者さんも、エンジンは掛かりますが、エンジンを整備して、キャブもメンテして乗ってくださいと、コメントされておられました。
「汚れてますね。洗浄しましょう」
ショップオーナさん、言うが早いか洗浄剤と、洗浄工具をテキパキと並べます。どんな仕事も段取りが大切ですね。
クリーナにつけこみ、汚れを落して行きます。
その過程は・・・、他のお客さんと雑談していたので写していません(-_-;)
フロートにも汚れが、こびりついていたので、綺麗に洗浄していただきました。
フロートは、油面を調整しますので、変形させないように注意して丁寧に洗浄します。
とても綺麗になりました。
でも、サンデーメカニックの方には、これくらいの作業は自分でやれよ。って言われそうですね。
作業の途中、床に落ちたクリーナや油汚れを、その都度、拭き取っていらっしゃいました。床が汚れていると、人もバイクも滑って危険です。当然のことですが、見ていて気持ちが良いものです。
使わなくなった工具も、すぐさま所定の位置へ格納されます。ですから、作業中も、作業後も工具が散乱していることは、絶対にありません。
見習いたいところですが、私の作業場所は・・・(´?’;
後は、ガスケットを新調すれば、問題はなくなるはず。と思いきや、もう一点、問題がありました。実は、この作業の前に発覚していたのですが、それは、また後日に紹介しましょう。
このてのキャブのガスケットは、紙ですから滲むのは仕方がありませんが、少しでも滲みにくくするために、ガスケットを交換します。
ガスカットを交換する前に、中を確認してみると、結構汚れていました。
ヤフオクの出品者さんも、エンジンは掛かりますが、エンジンを整備して、キャブもメンテして乗ってくださいと、コメントされておられました。
「汚れてますね。洗浄しましょう」
ショップオーナさん、言うが早いか洗浄剤と、洗浄工具をテキパキと並べます。どんな仕事も段取りが大切ですね。
画像、左上の方の楕円形のゴムは、オイルタンクを固定するゴムです。
キャブレタには、関係ないですが、一緒に映っています。エアクリーナもついでに写っています。
結構、汚れていますね。
クリーナにつけこみ、汚れを落して行きます。
その過程は・・・、他のお客さんと雑談していたので写していません(-_-;)
どうです。綺麗になったでしょう。
フロートにも汚れが、こびりついていたので、綺麗に洗浄していただきました。
フロートは、油面を調整しますので、変形させないように注意して丁寧に洗浄します。
うーん。ちっこくて可愛らしいフロートです。
とても綺麗になりました。
でも、サンデーメカニックの方には、これくらいの作業は自分でやれよ。って言われそうですね。
作業の途中、床に落ちたクリーナや油汚れを、その都度、拭き取っていらっしゃいました。床が汚れていると、人もバイクも滑って危険です。当然のことですが、見ていて気持ちが良いものです。
使わなくなった工具も、すぐさま所定の位置へ格納されます。ですから、作業中も、作業後も工具が散乱していることは、絶対にありません。
見習いたいところですが、私の作業場所は・・・(´?’;
後は、ガスケットを新調すれば、問題はなくなるはず。と思いきや、もう一点、問題がありました。実は、この作業の前に発覚していたのですが、それは、また後日に紹介しましょう。
KV75エンジン組み上げ オルタネータの組み付け [KV75]
今日はオルタネータの組み付けを紹介します。
組み付けは簡単そうで、実は要領が必要みたいです。
組み付け前に、オルタネータのカーボンブラシと接触する面に、グリスを塗っておきます。これを怠ると、カーボンブラシの摩耗が激しいそうです。粉も発生して良くないらしいです。(で良かったですよね^^;)
組み付けた後は、適切な点火時期のために、ポイントギャップの調整です。
この作業も旧車ならでは、ですね。
今回は短めに、この辺で失礼します。
次回は、キャブレタへ行きましょう。
組み付けは簡単そうで、実は要領が必要みたいです。
組み付け前に、オルタネータのカーボンブラシと接触する面に、グリスを塗っておきます。これを怠ると、カーボンブラシの摩耗が激しいそうです。粉も発生して良くないらしいです。(で良かったですよね^^;)
こんな感じで、薄く塗ります。
組み付けた後は、適切な点火時期のために、ポイントギャップの調整です。
この作業も旧車ならでは、ですね。
ドライバでちょいちょいと調整されています。
今回は短めに、この辺で失礼します。
次回は、キャブレタへ行きましょう。
KV75エンジン組み上げ シリンダ組み付け [KV75]
今回は、シリンダとシリンダヘッドの組み付けと、エンジンを車体へ取り付けるまでを紹介します。
エンジンが付く前の車体は、骸骨状態です。
まずは、作業をやりやすくするために、エンジンを車体へ仮に取り付けます。
ピストンをコンロッドに取り付けます。ピストンにも向きがありますので、ピストン上部の矢印が前(排気側)になるように取り付けます。
画像はピストンピンを固定しているところですね。
ピストンを取り付けたら、シリンダを組み付けます。うまくピストンリングを縮めて、そっとシリンダに入れて行きます。もちろん、ガスケットを忘れてはいけません。
シリンダの次は、シリンダヘッドを組付けます。
2stは、構造が簡単なので、作業はサクサクと進みます。
シリンダヘッドを組み付けます。
さあ、シリンダが付いたので、エンジンを車体へ取り付けます。
本締めをする前に、エンジンの位置、傾きの角度を調整します。
傾きの角度は、チェーンを握りしめて微調整した方が、やり易いそうです。言われなければ、思いつかないですね。
エンジンが付きました。
と、ところが、私のうっかりでショップオーナさんに迷惑をおかけすることに・・・。
それは、またの機会に紹介しましょう。
今日は、ここまで。
次回は・・・考えさせてください。
エンジンが付く前の車体は、骸骨状態です。
ガリガリですね。
まずは、作業をやりやすくするために、エンジンを車体へ仮に取り付けます。
2箇所のボルトで仮止めです。
ピストンをコンロッドに取り付けます。ピストンにも向きがありますので、ピストン上部の矢印が前(排気側)になるように取り付けます。
画像はピストンピンを固定しているところですね。
ピストンピンをリングで固定しています。
ピストンを取り付けたら、シリンダを組み付けます。うまくピストンリングを縮めて、そっとシリンダに入れて行きます。もちろん、ガスケットを忘れてはいけません。
少しずつ、形が見えてきました。
シリンダの次は、シリンダヘッドを組付けます。
2stは、構造が簡単なので、作業はサクサクと進みます。
裏表を間違えないように、シリンダにガスケットを取り付けます。
シリンダヘッドを組み付けます。
シリンダヘッドのナットは対角線上に、数回に分けて絞め込んで行きます。
さあ、シリンダが付いたので、エンジンを車体へ取り付けます。
これで、3箇所にてエンジンを車体へ固定できます。
本締めをする前に、エンジンの位置、傾きの角度を調整します。
傾きの角度は、チェーンを握りしめて微調整した方が、やり易いそうです。言われなければ、思いつかないですね。
微調整をして、本締めします。
エンジンが付きました。
と、ところが、私のうっかりでショップオーナさんに迷惑をおかけすることに・・・。
それは、またの機会に紹介しましょう。
今日は、ここまで。
次回は・・・考えさせてください。
KV75エンジン組み上げ ガスケット作成 [KV75]
エンジンが組み上がるまで後少し、と書くと、実際の作業に時間が掛かっているように読めますが、実際の作業は、丁寧かつ迅速に進んでいます。
今回の、ガスケット作成は、注文していたガスケットシートが届くのを、待ってから行われました。
ガスケットを待つ間に、別の作業は進みます。
このカスタムショップは、寒い時期でも大忙し、オーナさんは、ただでさえも寝る間もなく働いていらっしゃいますが、暖かくなれば、更に忙しさが増します。
ガスケットシートが届くまでに、厚紙に型取りをしていただきました。
型取りひとつ見ても、作業の丁寧さが分かります。
ちなみに、下の画像で2枚の型紙があるのは、厚紙の方を原本として、保管用として一部コピーを取って頂いたためです。
これは私が頂いて、大事に保管しておきます。
原本の型紙をコピーして、ガスケットシートを切り抜きます。
合わせ面から、はみ出さないように、切りすぎないように、丁寧に切り抜いていただきました。
本当に、ショップオーナさん任せで、申し訳のない限りです。
まず、外側を切り抜いて、ねじの位置をポンチで打ち抜きます。
内側を切り抜いた後では、ガスケットがフニャフニャして、作業がやりにくく、綺麗な穴も開きにくいそうです。この辺も要領よくですね。
ポンチは革細工用のものです。
しかし、ただ穴を開けただけでは駄目です。ちゃんとネジ穴に合うように、丸ヤスリで、穴を整形します。
ヤスリで擦っては確認、擦っては確認、きっちり整形されました。
ヤスリで擦った後のバリまで、カッターナイフで綺麗にそぎ落とします。これをやっておかないと、ケースを合わせたときに、ガスケットに異物が挟んだ状態と同じになって、隙間が空くそうです。
さぁ、カバーに合わせてみましょう。
バイク仲間が集う、居心地の良いカスタムショップで、珈琲を飲み、バイク談義を交わし、説明を聞きながら、自分のバイクが組み上がる作業を見られる。
こんなショップは滅多にないですね。私は幸せ者です。
次回は、シリンダの取り付けかな。
今回の、ガスケット作成は、注文していたガスケットシートが届くのを、待ってから行われました。
ガスケットを待つ間に、別の作業は進みます。
このカスタムショップは、寒い時期でも大忙し、オーナさんは、ただでさえも寝る間もなく働いていらっしゃいますが、暖かくなれば、更に忙しさが増します。
ガスケットシートが届くまでに、厚紙に型取りをしていただきました。
型取りひとつ見ても、作業の丁寧さが分かります。
ちなみに、下の画像で2枚の型紙があるのは、厚紙の方を原本として、保管用として一部コピーを取って頂いたためです。
これは私が頂いて、大事に保管しておきます。
画像上が厚紙の原本、画像下がコピーした型紙です。どちらも保管用です。
原本の型紙をコピーして、ガスケットシートを切り抜きます。
合わせ面から、はみ出さないように、切りすぎないように、丁寧に切り抜いていただきました。
本当に、ショップオーナさん任せで、申し訳のない限りです。
これが、今回購入したガスケットシートです。
まず、外側を切り抜いて、ねじの位置をポンチで打ち抜きます。
内側を切り抜いた後では、ガスケットがフニャフニャして、作業がやりにくく、綺麗な穴も開きにくいそうです。この辺も要領よくですね。
ポンチは革細工用のものです。
ポンチでガツン、楽に穴が開きます。
しかし、ただ穴を開けただけでは駄目です。ちゃんとネジ穴に合うように、丸ヤスリで、穴を整形します。
ヤスリで擦っては確認、擦っては確認、きっちり整形されました。
丸ヤスリでスリスリです。
ヤスリで擦った後のバリまで、カッターナイフで綺麗にそぎ落とします。これをやっておかないと、ケースを合わせたときに、ガスケットに異物が挟んだ状態と同じになって、隙間が空くそうです。
さぁ、カバーに合わせてみましょう。
綺麗に合いました。
バイク仲間が集う、居心地の良いカスタムショップで、珈琲を飲み、バイク談義を交わし、説明を聞きながら、自分のバイクが組み上がる作業を見られる。
こんなショップは滅多にないですね。私は幸せ者です。
次回は、シリンダの取り付けかな。
KV75エンジン組み上げ 交換部品です。 [KV75]
ここまでの作業で、交換した部品です。
交換後の部品も、記録用兼予備品としてとっておきますので、既に包装してあります。ちょっと画像が分かりにくいですね。
摩耗が激しかった、シフトアームです。
ヤフオクで落札した、新品のシフトアームと交換します。
多少、フォークになっている部分の長さが違っていましたが、使用可能です。
ついでに、今回は交換しませんでしたが、ピストンリングもヤフオクで手に入れておきました。
今回は、ギヤの噛み込みがきっかけで、エンジンを開いたのですが、オイルタンクからオイルが回っておらず、焼き付きかけていました。
これが、新品のリングです。
ちなみに、1mmオーバサイズのピストンが入っていますので、リングも1mmオーバサイズのものです。
ふぅ、まだまだ続きます。
次回は、カバーをはめるためのガスケット作りでもアップしましょうか。
交換後の部品も、記録用兼予備品としてとっておきますので、既に包装してあります。ちょっと画像が分かりにくいですね。
ベアリングとシールです。
摩耗が激しかった、シフトアームです。
横から見ると、新品同様なのですが・・・
上の画像を見れば、摩耗が激しいのが分かります。反対側はほとんど摩耗していません。
拡大してみました。かなり段差がついています。
ヤフオクで落札した、新品のシフトアームと交換します。
多少、フォークになっている部分の長さが違っていましたが、使用可能です。
新品部品です。レア車で部品もないので、交換後の部品も予備品としてとっておきます。
ついでに、今回は交換しませんでしたが、ピストンリングもヤフオクで手に入れておきました。
今回は、ギヤの噛み込みがきっかけで、エンジンを開いたのですが、オイルタンクからオイルが回っておらず、焼き付きかけていました。
まだまだ、使える状態で安心しました。
これが、新品のリングです。
ちなみに、1mmオーバサイズのピストンが入っていますので、リングも1mmオーバサイズのものです。
純正の箱に入っています。
ちゃんと2本、入っています。
ふぅ、まだまだ続きます。
次回は、カバーをはめるためのガスケット作りでもアップしましょうか。
KV75エンジン組み上げ 腰下組み上げ [KV75]
さぁ、今回で腰下の組み上げです。
まずは、クランクをケースに納めます。
ケースの合わせ面を、綺麗に脱脂して液状ガスケットを使用してケースを合わせます。
脱脂した合わせ面に薄く伸ばして行きます。
いよいよ合体です。
合わせたら合わせ面から、はみ出している液状パッキンをウェスで綺麗に拭き取ります。
この後、「ちょっとクランクを回して見て」と言われて、クランクの軸を回して見ました。
-固い。これちょっとおかしい?-
ショップオーナさん、ここでニヤリとして、クランクの軸端を木槌で、コンコンと軽く叩く。上から、コンロッドをつまんで、何やら確認されています。
「良し。さあ、もう一度回して見て」
恐る恐る、回して見ると。
「うわ、軽い。クルクル回る」
芯がうまく出ていないと、動きが固いそうで、それを合わせてやれば、軽く回るようになるとの事でした。
素人の私としては、感心するばかりです。
そして、チェンジペダルと、シフトの部品が取り付けられました。
作業は、丁寧に丁寧に、しかも迅速に進んで行きます。
この調子で、ブログの方も迅速に進めて行きましょう。
次回は、交換した部品たちを紹介しましょう。
まずは、クランクをケースに納めます。
ケースの中身は、全てそろいました。
ケースの合わせ面を、綺麗に脱脂して液状ガスケットを使用してケースを合わせます。
使用する液状ガスケットはこれです。なかなか強力で良いものらしいです。
脱脂した合わせ面に薄く伸ばして行きます。
指で薄くムラなく伸ばします。真っ黒なので伸び具合も良くわかりますね。
いよいよ合体です。
木槌でコツコツと叩きながら合わせて行きます。
合わせたら合わせ面から、はみ出している液状パッキンをウェスで綺麗に拭き取ります。
うーん、すごく可愛らしい。画像では分かりにくいですが、こうしてみると本当に小さいですね。
この後、「ちょっとクランクを回して見て」と言われて、クランクの軸を回して見ました。
-固い。これちょっとおかしい?-
ショップオーナさん、ここでニヤリとして、クランクの軸端を木槌で、コンコンと軽く叩く。上から、コンロッドをつまんで、何やら確認されています。
「良し。さあ、もう一度回して見て」
恐る恐る、回して見ると。
「うわ、軽い。クルクル回る」
芯がうまく出ていないと、動きが固いそうで、それを合わせてやれば、軽く回るようになるとの事でした。
素人の私としては、感心するばかりです。
そして、チェンジペダルと、シフトの部品が取り付けられました。
やったー。腰下の中身は、これで完璧です。カスタム・ショップのオーナさんは腕利きの職人さんですので、きっとエンジンも体感できるほど、生まれ変わっていることでしょう。
作業は、丁寧に丁寧に、しかも迅速に進んで行きます。
この調子で、ブログの方も迅速に進めて行きましょう。
次回は、交換した部品たちを紹介しましょう。
KV75エンジン組み上げ クランクのベアリング交換 [KV75]
クランクについているベアリングの交換です。
これを外すには、特殊工具が必要です。
特殊工具の使い方は・・・。画像を見てください。
簡単に外れました。
動きが悪かった、ベアリングを新しいものに交換します。
ばらす時よりは、時間が掛かっていますが、見ている前で、どんどん作業は進んでいきます。
不安箇所が改善されて行くさまを見ていると、本当に安心できますね。
次回は、いよいよエンジンケースの合体です。
一方のベアリングはケースについて、交換済みです。今回は軸に残っているベアリングを交換します。
これを外すには、特殊工具が必要です。
特殊工具を使って、ベアリングを外しているところです。
特殊工具の使い方は・・・。画像を見てください。
こんな要領で外します。
簡単に外れました。
あっさりと外れました。
動きが悪かった、ベアリングを新しいものに交換します。
画像は途中まで、入れたところです。
ばらす時よりは、時間が掛かっていますが、見ている前で、どんどん作業は進んでいきます。
不安箇所が改善されて行くさまを見ていると、本当に安心できますね。
次回は、いよいよエンジンケースの合体です。